突然の出費はいつ来るかわからない

えりぃです。

急な出費と言うものは、いつ来るかわかりません。

そのときに「お金がない」で出来なくなってしまうことも

たくさんあるかもしれません。

「まぁ、いつか、お金が出来たときにすればいいか」

それで先延ばしにしていくのも

一つの手段かもしれません。

外食とか「今月は厳しいからお給料が入ってから・・」とか、

旅行も「来年までにお金を貯めて行こう!」とか

子供の習い事も「今は厳しいから、来年度からにしよう」とか

そういう選択をすることも

家族と相談、家計の事情を考えた上の事であれば、

先延ばしにするのも一つの手なのでしょう。

しかし、冠婚葬祭はそうはいきませんね。

特に冠婚葬祭でも

悲しいですが、別れのもの、お葬式は

予定をしてくるものではなく、突然やってきますね。

心の準備もままならないのに

葬儀に参列すべく、慌ただしく動くことになります。

特に親戚が遠方ですと

葬儀に参列する前に移動手段の手配など

準備をすることも満載になってきます。

出費が必要になった時に先延ばしに出来るものもあるでしょうが、

冠婚葬祭、その中でも、葬儀、というお別れに関しては

「いつか」はもう来ないんです。

お別れをしたかった、というときに

「今はお金がないから・・・」で

大切な人のお見送りをしなかった、ということは

一生抱える後悔となります。

昨年、わたしの祖父が亡くなりました。

わたしは故郷は飛行機で帰る距離で、

今は家族、子供もいます。

連絡を受けて、「じゃぁすぐ帰る!」とは行きません。

家族で帰るとなると、突然なので早割もない中で帰ることになります。

それでも主人の「お前が最後にお別れをしたいか、どうか。それだけだよ」と

言ってくれて踏ん切りがつきました。

わたしにとっては大切な祖父です。

人見知りのわたしとよく遊んでくれました。

思い出はあふれるほどにあって、

あの時、行くことが出来てよかったと心の底から思います。

集まった親戚の中には

「突然のことだから帰省費用が掛かったから

これからしばらく家計が厳しい」

と深刻に話をしていて、

さらには葬儀が終わると

「会社から明日から出勤しろと言われたから

帰らないといけない」と

すぐに帰った人もいました。

わたしもパートをしていたら、

シフトが~とか悩んだでしょうし、

何よりお金の心配はする必要がない、状態で

行けたことはとても大きく、

大きな出費ではあるのですが

「祖父とのお別れ」に集中することができました。

突然の出費がある可能性は冠婚葬祭に限らず、どこにでもあります。

会社の飲み会が続いた時には主人は家計を気にしていましたし、

そんなときには正直楽しめないから

久々の友人との集まりでも

行くのを悩んでいました。

しかし、友人とならば、いつでも会える、と考えていても

社会人になり、なかなか自分たちだけの事情では会えなくなっていきますね。

そして、その友人といつまでも元気で会えるとは限らないのです。

それをお金がないから、

で後悔をしてほしくなかったですし、

祖父の葬儀に行くときに

背中を押してもらったので

次はわたしが、と思い、

お金を渡して飲みに行くように伝えました。

このときに自分で稼ぐ仕組みを作っているからこそ出来た、

わたしの収入から出したものです。

こういう、「ひとつひとつの縁、関わりを大切にする」ことも

心のゆとりにつながっていく、と感じます。

お金にゆとりが持てることで

心もゆとりを持つことが出来ます。

わたしにとってそれは、

喉から手が出るほど欲しかったものです。

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