子供はいつまでも子どものままではないんですよね。
えりぃです。
先日、子供の幼稚園の男の子のママさんが
「冬休みに旅行に行って、温泉に入ったんだけど
パパと入るって言われちゃって、
あぁ、もう一緒に入る時期は終わったんだってさみしくなった」
と言っていました。
我が家にも男の子がいますが
たしかに「男の子だから、ぼくは男の子のお風呂に入るよ」
と言います。
おトイレも「男の子のほうに行ってきます！」
と、男性用おトイレへ入ります。
子供はあっという間に手が離れていくんですよね。
本当にあっという間です。
ほんの数年前に産まれたばかりで、
オムツも替えてあげないと汚いままですし、
母乳やミルクも用意して、飲ませないと飲むこともできません。
歩くこともできないので、移動は抱っこ。
意思を伝えるのには「泣く」ことしかできません。
それが、いつの間にか
おトイレは自分で行くようになり、
まだダメよ、というおやつも勝手に食べるようになり、
怒ると、ささーっと逃げるようになり、
「ちょっと待って」というほどに、おしゃべりになります。
今まで、親が一番だったはずの子が
お友達と遊ぶ方が楽しくなり、
好きな人が出来て、
仲間を優先するようになったりしていきます。
この時間は、実はもう遠くない未来のことで
あと数年、遅くとも十数年でやってきます。
そういう意味でも子どもと一緒にいられる時間は短いですね。
この貴重な時間を
まだ子供も親を必要とし、
求めてくれる時期に、
お金がないから、という理由で
一生懸命預け先を探して働こうとしたり、
内職をして、睡眠不足でイライラしたまま過ごすのは
ほんとうにもったいない時間の過ごし方です。
子供が親離れをするように
親もまた子離れをします。
子供が成長していくときに
自分のことで精いっぱいで、イライラゆとりもないままに過ごし、
子供が成長して、慌てて
「わたしのかわいい子供！」と手も目もかけようとしても
もう遅いのです。
時は戻せませんからね。
いつかは自分で自分の人生を歩んでいく子供をサポートしていくときに
成長を、少しさみしく感じることはあっても
喜んでいける親でありたいですね。
今、わたしは子供と24時間365日、四六時中一緒の生活を送っています。
朝起きて、小学生と幼稚園児、主人を送り出し、
まだ幼稚園に行っていない子と遊びながら家事をして、
一緒にご飯を食べて、笑って、
帰ってきた子供の宿題を見たり、
一緒におやつを作ったりして、
出来るようになったことがあると一緒に喜び、
ご飯を食べ、お風呂でゆっくりお話をし、
寝る前に絵本を読んで、
寝かしつける。
そんな日々が当たり前に過ごすことが出来ているのは
おうちにいながらにして、
お金を自分でも稼ぐことが出来ているので
身体も外へ働きに出るよりもずっと楽ですし、
時間にも追われることもありません。
そうした生活は気持ちにゆとりを生みます。
それがこのような穏やかな生活を作っています。
お金がない！
働かないといけないのに預け先もない！
内職やパートが出来ても時間もゆとりもない！
疲れてイライラする！
と言う状態での子育ては
子供にとっても、もちろん自分にとっても
いいものではありませんよね。
お金も稼げている。
おうちで稼げるから時間も身体もゆとりがある。
休みたいときには休めるから疲れもイライラもない。
穏やかでいられる。
そんな状態でも子育ては
子供もうれしい、自分もうれしい。
win-winの子育てです。
そうしてしていく子育ては
充実して、濃いものとなっていくので
成長していく子供を
喜んで温かく見守って行くことができます。
そうして見守られて、安心して育っていける子どもは
自信を持って、外へと向かって行けます。
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